「夜間人口」とは、そこに住んでいる人はどのくらいいるか、その数で、国勢調査の人口です。
「昼間人口」は、平たく言うと、(夜間人口)−(そこから通勤・通学で流出していく人々)+(そこに通勤・通学で流入してくる人々)と考えてください。これはどう計算されているか、ちょっと複雑難解なので、後部に載せておきます。
この「夜間人口」と「昼間人口」を比較することで、その地域の”流出・流入傾向”が分かります。「夜間人口」が「昼間人口」より多い場合は、その地域の人々が流出傾向にあるということです。逆の場合は、流入傾向にあり、その差が大きければオフィス立地と言えるでしょう。東京都の西新宿や銀座などでは、その比率は何十倍にもなります。業種業態により、その地域が出店に適すかどうかや営業時間等の検討の参考になるでしょう。ただし、昼間人口には、購買目的などで流入してくる人々は含まれませんので、ご留意ください。
■ 昼間人口の計算法
総務省統計局による定義は、以下のようになります。
国勢調査の集計結果では、市区町村別の昼間人口はありますが、市区町村より小さい単位の昼間人口は調査されていません。では、その小さい単位の昼間人口はどうなっているかというと、リンクによる「地域メッシュ統計」において推計されています。
「地域メッシュ統計」とは、日本全域をほぼ方形で面積の等しい小地域に細分した地域単位ごとに、各種の統計データを編成したものです。
通常、基準地域メッシュといわれる3次メッシュ(1km四方)が用いられています。こうすることで、任意の地点を中心にした円集計などがパソコンでできるわけです。
さて、本題の定義ですが、リンクによる地域メッシュ統計における昼間人口は、国勢調査とは異なり、国勢調査における非労働力人口、完全失業者及び農林水産業就業者等に、事業所統計における第2次・第3次産業従事者数及び生徒・学生数を加えることで計算されています。
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